朝や、午前中に眠たくならないための朝食は?
前回、朝にパンなどの炭水化物や糖質を摂り過ぎると、眠気が起き眠くなる事をお伝えしました。(前回のブログ「パンを食べると眠たくなる」)
今回は眠たくならず、しかも元気に朝を過ごすための食事について、お伝えいたします。私がお勧めするのはズバリ「果物」です。
果物って甘くて糖質が一杯だから、ダメじゃない?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は糖質には幾つも種類があって、果物の糖質は「果糖」と言って、他の糖質と比べて、消化吸収が緩やかで、血糖値が穏やかに上昇するので、体の負担が少ないんです。
しかも、果物自体が他の食材のお肉や穀物、野菜に比べて、とても消化しやすい性質なので、胃腸に負担をかけません。目覚めたての内臓には特に優しい食べ物なんです。
果物の栄養素
ただ果物ならなんでも良いわけではなく、ビタミンとミネラル、酵素、補酵素などの栄養素が多く含まれる果物を摂ることが大切です。
栄養素とは一般的に糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5種類を指しますが、この中でもビタミンとミネラルを多く含まれる種類の果物をとる事が大切です。更に酵素、補酵素も含まれる果物を摂ると更に良いでしょう。
- ビタミンB1 細胞の代謝を促す。
- ビタミンC 細胞の酸化を防ぎ、お肌の健康維持を役立つ。
- カリウム 心臓や筋肉の動きや、血中のナトリウムを排泄し、血圧を下げたり、むくみを防いでくれる。
- 酵素 酵素には様々な種類があり、胃腸を整えてくれたり、腸内の中の有害な物質を分解してくれる働きがあるものもあります。
果物の種類によっては、甘くて美味しいんだけで、糖質と水分と食物繊維ばかりで、ビタミンやミネラルの少ない果物もあります。そう言うものはあまり良くないで避けて下さい。
おすすめの果物
私がお勧めする果物は、下に書いた南国系の果物です。
- パイナップル
- キューイフルーツ
- アボカド
- バナナ
- パパイア
- グレープフルーツ
- マンゴーなど
特にパイナップルとキューイフルーツとアボカドは、ビタミンCをはじめビタミンB1や酵素、補酵素を多く含むのでお勧め!
特にパイナップルは安い上に栄養価も高く、毎日でも食べて頂きたい果物です!
ちなみに私はほぼ毎朝、丸ごと買ってきたパイナップルを4分の1カットして食べたり、バナナやキューイフルーツといっしょにミックスジュースにして飲んでいます。他はほとんど食べません。
私はこの朝食を継続しているお陰で、寝不足の日を省いて、ほぼ朝は通勤中で眠たくなった事はありません。
朝食を果物にすると集中力が持続する?
パンや糖質の食事は血糖値が急激に上がる分、満腹感を直ぐに得られますが、直ぐにお腹がすきます。その点、果物の朝食は血糖値が上がりにくいので、満腹感を感じにくいのですが、慣れてくると血糖値が穏やかに上がる分、逆にお腹がすくことが少なくなります。
更に満腹感は集中力の妨げになりやすいと言われていますが、満腹感が少ない分、集中力も持続しやすくなります。
ただ果物も、食べ過ぎは逆に内臓脂肪の増加につながると言われているので、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょうね。
執筆担当 神農詠至
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